在宅ワーク

在宅ワークを選んだ私の反省や苦労や喜びについてお話します。

在宅ワーク

在宅ワークを志したのは、パソコン通信が出てきたときでした。

パソコン通信なんて聞いてもわからない人が多いかもしれません。

インターネットが普及する前のパソコンを使った通信手段です。

今のプロバイダのような会社につなぐのですが、インターネットと違うのは

同じ会社につないだ同士しかやり取りができないことです。

例えば、富士通という会社につなぐと、いろんな会議室があります。

その中のパソコンの使い方という会議室に入ると、メンバーの書込みがあり

今の掲示板のように意見交換をします。

非常に狭い世界です。しかし、密度の濃い情報でした。

直接仕事に役立つことが多く、会社の業務中に使っていました。

そのうち、このようなスタイルが普及すれば、日本中どこにいても仕事が

できるようになると、直感したのです。

そのためにはコンピュータの知識やスキルを磨くことに専念しようと思い

転職先を探しました。

でも、その頃にはすでにコンピュータ技術者は使い捨ての時代になっており、

将来の見込みがないと、別の道を探していったわけです。

結局、営業の道が生涯現役でいけると確信し、転職しました。

人から機械のようだといわれるくらい口下手でしたが、

自分でもできる方法があるはずだと、怖いもの知らずに飛び込んだのです。

営業というスキルは学ぶには奥深く(当然です、相手が人間ですから)

ゲーム感覚のようにいろいろなことを試していきました。

同時に顧客のニーズに答えるためにいろいろな情報を集めるうちに

さまざまな分野に詳しくなりました。

そのなかで代理店や特約店などを知ったのです。

今では、いくつかの会社の代理店になっており、MLM企業にも登録中です。

実際に働いた感覚で、代理店ビジネスには将来はないと確信しました。

なぜなら働き続けないと、収入がなくなるのです。

なくなるとは、少ないという意味ではありません。文字通り『ゼロ』です。

続けるためには、子や孫代理店を作っていく必要があります。

これが大変なんです。スキルを教えるのは、半端でなく、困難です。

そのためのツールや訓練方法も準備してきました。

今も試行中です。

それに比べ、MLMは完全です。

他のビジネスに比べた時の投資金額の小さいこと、教育訓練が

優れていることなどです。

ずっと、何歳になっても働き続けるぞ、死ぬまで頑張るぞ、という人は

別として、普通に年を重ねている人なら、理解できますが、

段々体もしんどくなり、自分が動くよりも人を指導してあげることに

生きがいを持つようになります。

あえて誤解を恐れずに言えば、働き続ける人は次世代のやる気を

削いでいるのです。

MLMは人ビジネスです。人を大切にし、その健康や夢、やりがい、教育、

収入など、人生の大切なことすべてに関わっています。

在宅ワークを選ぶなら、目先の収入も大切であり、同時に将来を視野に

いれた発想も忘れてはいけないと思います。